カードローンの普及

カードローンの普及

カードローンの普及

カードローンが普及してきた背景には、キャッシュディスペンサー(CD機)という機械の出現によるところがとても大きいです。

 

CD機がない時代はお金を借りるとき、または、自分の預金を引き出すときには、いちいち金融機関の窓口まで行き、対面で手続きを済ませた後に 貸し出す、といった非常に手間暇を要するものでありました。カードローンという商品が初めて世に出てきたのが1,970年頃のようですが、当 時はまだ対面で手続きが行われていました。ところが時期をほぼ同じくしてCD機が出現、これにより金融機関が顧客へお金を提供する方法が激変 しました。自行に預金口座を持っているとか融資の審査にパスした人に限ってカードを持たせておけば、手間暇を激減させることができます。

 

その 後にこれに目をつけた某金融機関(銀行であるとか消費者金融であるとか諸説あるようですので、ここではこういった表現に止めさせていただきま す。)がカードで自由に利用者が現金を受け取れるというカードローン商売を始めます。後に他社もこれにならい同様のやり方を始め、それに従っ てCD機の総台数が増えました。さらにその増えたCD機の利用情報を各社が持ち合うことにより信用情報の共有化につながることになります。