実質年率

実質年率

実質年率

カードローンはうまく使えば非常に便利なものではありますが、実際使用するにあたりどの会社のどのカードを使うか、慎重に選びたいものです。

 

選択の基準で最初に考えるべきものは金利です。仮に500万円借り入れて金利が年で10%違えば、たった1年で利息に50万円の差がついてし まいます。その重要さがおわかりいただけるでしょう。金利は通常実質年率という数値で表記されます。簡単な数値で説明いたします。たとえば 100万円を実質年率10%でカードローンを利用したとします。一月後には、
1000000円×10(%)÷365(日)×30(日)=約8219円

 

およそ8219円の利息がつくということになります。この時点で合計借入残高が、1008219円ですから8219円だけ返しても最初に借り た100万円は全く減っていませんよね。ミナミの帝王で主人公の萬田銀次郎が「利息だけでも入れていただかないと困りまんなぁ。」と言ってい るのは、ネズミ算式に残高が増えるのを避けるために言っているだけです。通常こういったことはありませんから、2万円返済したとします。
1008219円−20000円=988219円

 

となり、2月以降は988219円でスタートすることになります。